プレス金型加工方式の比較
プレス金型加工方式の種類
啓愛社試作加工グループでは、自動車分野での実績と信頼をベースに、 あらゆる分野のプレス金型加工のサービスを提供しています。
タンデム型(単発型)T. D. M
・月産数1000ヶ未満の物・加工が「P.R.G」「T.R.F」で出来ない物
プログレッシブ型(順送型)P.R.G
・月産1000ヶ以上で型構造上可能な形状の物・形状が複雑でない物
トランスファー型 T.R.F
・月産数の多い物・形状の難易度の高い物
・ 「P.R.G」で加工出来ない物
プレス金型工法の選択については、以下の内容を考慮して決定します。
- 材質 (硬さ及びコイル材の有無)
- 板厚 (プレス仕様やレベラーフィーダーの考慮)
- 月産数
- 形状
加工方式 | プログレッシブ加工 | トランスファー加工(TRF) | タンデムプレス加工 |
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Automatic Processing | Manual Processing | ||
適合する 生産数量 |
月産数約1,000個以上 | 月産数の多い物 | 月産数約1,000個未満 |
生産数により1コ取り、2コ取り、セット取り等の 金型構造の選択を行なう |
基本的にシート材を使用する場合が多いが、コイル単重条件をクリアできればコイル材でのBL加工も可能 | ||
加工速度 | 早い | 中間 | 遅い |
加工費 | 安い | 中間 | 高い |
加工難形状の対応性 | 容易 | 中間 | 難しい |
材料歩留り率 | 低い | 高い | 中間 (コイル材の場合はTRFと同程度) |
金型費 | 中間 | 高い | 安い |